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かりんとうの雑学

かりんとうを噛みしめる!


脳を活性化させるためカリッとかじってみてはいかがでしょうか。


最近の子供は、昔に比べて顎(あご)が小さく、歯並びが悪い子供が多いとよく耳にします。
これは、硬いものを食べる機会が少なくなり、顎の発達が遅れたためではないでしょうか。

おやつにケーキ、食事代わりにファーストフードなど、大人になっても硬いものを食べることは少なくなっています。
でも、硬いものといっても、なかなかいい食べ物は浮かびませんよね。
スルメなどもいいと言いますが、人によっては好き嫌いの分かれるところです。
そんな時に最適なのが、実はかりんとうなのです。
甘いお菓子ですが、噛み応えは抜群。
オーソドックスなのは黒糖味ですが、最近では様々な味のかりんとうが販売されていますので、黒糖や甘いものが苦手な人でも、きっとお気に入りの味が見つかるはずです。

かりんとうは、子供のためだけのお菓子ではありません。
仕事や勉強のストレスに打ち勝つためにも、かりんとうは最適の食材なのです。
噛むことによって脳は活性化されるため、お仕事でイライラした時など、固いかりんとうをカリッとかじってみてはいかがでしょうか。

かりんとうのお供は「お茶。」


かりんとうに含まれる糖分は、からだにとって大切なエネルギー源のひとつです。噛むことに加え、糖分を取ることは記憶能力の回復や気持ちを鎮める働きもあるため、わたしたちの健康な生活を守ってくれます。
この糖分を、効率よく吸収してエネルギーに変えるためには、ビタミンB1が必要不可欠なのですが、このビタミンB1は、なんと緑茶や玄米茶などにも多く含まれている栄養素。
日本に昔からある、かりんとうとお茶の組み合わせは、実は健康的にも抜群の組み合わせだったのです。

昔の人は、そのことを自然と分かっていたのかも知れませんね。