かりんとうレビュー
変わりかりんとうの栄養素!
福井県 「みそかりんとう」から「味噌」の栄養について紹介します。
味噌の栄養素 (100g当たりの含有量)
たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | ミネラル(無機質) (mg) | ビタミン(mg) | 食物繊維 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
(g) | ナトリウム | カリウム | カルシウム | 鉄 | ビタミンE | ビタミンB1 | (g) | ||
12.5 | 6.2 | 21.3 | 2,400 | 340 | 80 | 3.4 | 5.0 | 0.05 | 5.6 |
驚かされる「味噌」の力!
日本の食卓には欠かせない存在の味噌。味噌の歴史は古く、縄文時代から存在していた中国の「醤(ひしお)」という調味料が発展したものだと言われていますが、いつどのように日本に伝来したかはわかっていません。
今回このページでは、味噌の驚くべき栄養について注目してみました。
味噌をはじめ、納豆・醤油・日本酒・チーズやキムチなど、わたしたちの食生活の中には昔からたくさんの発酵食品があります。なぜ発酵食品は食べれられているのでしょうか?そもそも「発酵」とは、なんでしょうか?!
発酵することによって栄養価が高くなる
発酵を一言で言ってしまうと、微生物の酵素の働きを利用してもともとの食材の成分を糖分・たんぱく質・炭酸ガスなどに分解することです。微生物の力によって食材の糖やたんぱく質を独自の旨味成分へと変えていくのです。微生物そのものの旨味もあります。これらがミックスされていろいろな発酵食品が生まれたといえるでしょう。
また、食材も発酵することによって栄養価が高くなるため、薬がなかったはるか昔から体力をつけるために発酵食品が重宝されていたとも言われています。今でいう健康食品だったのかもしれません。さらに、発酵することで食材の保存性が上がります。冷蔵庫や冷凍庫がなかった時代に、より長く保存するための知恵から生まれたとも言えますね。
味噌は重要な食品
味噌の主原料である大豆は、良質なたんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、イソフラボンなどを含む栄養豊富な食品です。さらに、発酵を加えることによって、元の大豆よりも栄養価が高くなります。発酵によって生じた栄養値は、がんの予防、コレステロールの抑制、消化促進、整腸作用、胃潰瘍の予防、脳の活性化、生活習慣病予防、基礎代謝の促進などの効果につながります。
味噌が私たちの食生活においてどれだけ重要な食品であるかは、様々な研究によってわかってきています。
味噌は、今の健康を維持できるか心配…という人にはもってこいの食品だということがわかりますね。私たちの食事の定番でもあり、かりんとうからも簡単にとれる味噌。改めてそのパワーを見直してみてはいかがでしょうか。