かりんとうレビュー
パッケージ解説
「かりんとうファン!」掲載中のかりんとうの中からパッケージの記載内容をテーマにいくつかのかりんとうをピックアップしてご紹介します。
かりんとうパッケージを①~⑤の視点でライターがチェックをし、解説していきます!
① 大きさ |
パッケージの大きさ。お持ち帰りの際の指標に!
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② エコ |
パッケージは再利用が可能か?エコ視点でみてみました!
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③ おしゃれ |
味とは関係なく、パッケージはおしゃれかどうか?
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④ 固さ |
パッケージの固さは?かりんとうを守りぬけるのか?
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⑤ ポップ |
今風(ポップ)?昔風の渋めなイメージがポピュラーだが
あえて今風にアレンジされているか、という視点でみてみました!
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北海道「あさひやまどうぶつえん かりんとう 野菜味」
言わずと知れた北海道を代表する観光地として有名な「旭山動物園」。そのかわいい動物たちのイラストが前面いっぱいに記載されたパッケージは、お子さんにもとても喜ばれそうな一品です。背面は動物園のマップが記載されており、このマップと前面の動物たちが実は切り絵になっているんです。はさみで切り取って、マップの上に動物たちを乗せれば、まるで本当に動物園にいるかのよう。食べるだけでなく遊ぶこともできて、二度楽しめるという優れものです。 ※レビュー内のパッケージはリニューアルしています。
メーカー名 北かり三葉製菓株式会社 北海道「あさひやまどうぶつえん かりんとう」
茨城「九万五千石」
ネーミングは「九万五千石」、キャッチフレーズは「味は将軍 名は大名」と、戦国マニアや歴女(歴史好きの女性のこと)にはタマラナイ一品。堂々とそびえ立つ土浦城の姿が描かれており、土浦市の歴史をこのパッケージで語っていると言っても過言ではないでしょう。土浦城は、江戸時代の後期から明治維新に至るまで土屋氏(九万五千石)の居城となっていたとのこと。桜の名所としても有名で、満開に咲くソメイヨシノが楽しめます。
そんな、味も歴史も深い、魅力のある一品です。
メーカー名 前島製菓 前島寛誠 茨城「九万五千石」
山梨「吉田のうどんかりんとう」
販売元は富士山の北側に位置する富士吉田市の「麺'ズ富士山」。その吉田市の観光食である、「吉田のうどん」を油であげて、かりんとうにしたという「吉田のうどんかりんとう」。日の丸と富士山をバックに、迫力ある大きな体の力士が描かれたこのパッケージは、強烈なインパクトで誰もが一目見たら忘れられなくなるでしょう。その他にも、桜模様が描かれていたり、箱を止めるシールにも富士山が描かれていたりと細かい部分にもこだわりが見えます。
いわゆる「日本」を表現しているので、外国へのお土産にも最適でしょう。
メーカー名 麺'ズ富士山YS 山梨「吉田のうどんかりんとう」
和歌山「特製黒糖かりんと 紙箱入り」
茶色の厚紙素材に鳥居や神社のイラストが描かれ、上部はしめ縄で結ばれ、そこから商品名が記載された紙垂が垂れているというとても縁起の良いパッケージ。背面には紀伊半島の観光マップが記載されているので、お土産としても良し、イラストや色使いもとてもかわいいので、特に女性に喜ばれそうです。奄美群島徳之島の良質なサトウキビが原料の「那智黒黒糖」。大自然の恵みをたっぷり受けた、そのなつかしい味と、このパッケージが非常にマッチしています。
メーカー名 (株)那智黒総本舗 和歌山「特製黒糖かりんと 紙箱入り」
兵庫「風雅かりんとう 幾代の声」
商品名の「幾代の声」に相応しく、長い年月を得て洗練された和菓子の歴史を感じさせる一品。それはまさに伝統的な「和」を象徴する日本鶴と、ゆるぎない力強さを表現する松の幹との組み合わせによって語られています。そのパッケージは、かりんとうを単なる駄菓子ではなく、「和菓子」であると訴えているかのように、高級感溢れ、だが庶民にも親しみやすい画風に仕上がっています。化粧箱の中身も非常に凝った包装紙でまるで花札のよう。食後に捨てるのを渋るくらいの素晴らしいデザインです。伝統を大切にする和菓子ならではの一品です。
メーカー名 円山菓寮 兵庫「風雅かりんとう 幾代の声」
山口「ふぐのかりんと」
山口ならではの特産品を利用した「ふぐ」かりんとう。和風だがどこかポップで親しみやすいパッケージです。「日本初」と大きく書いてあり、何が日本初なの?と疑問に思いながらも日本初ならきっと何かがすごいに違いないと思わせてしまうこの大胆さ。他にも、「がんばる大豆使用」、「国産小麦100%使用」などと記載され、健康へのこだわりも一目で分かります。
何よりもこのインパクトのあるふぐのイラストを見たら、思わず手に取ってしまうこと間違いないでしょう。
メーカー名 宇部蒲鉾(株) 山口「ふぐのかりんと」
大分「醤油蜂蜜かりんとう」
竹林を連想させる非常に凝った作りのパッケージ。音楽 CD のジャケットの見た目で購入するジャケ買いならぬパケ買いをしてしまいそうなほど。しょっぱい醤油のかりんとうに甘い蜂蜜を入れるこのセンス。古来より伝統製法によって作られているとのことで、とてもこだわり深い一品であることは間違いないでしょう。かりんとうが何重にも丁重に包装されており、パッケージには特にこだわりがあるのが分かります。
九州・大分といったら古来よりグルメで有名。そんな地域ならではの一品をぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
メーカー名 湯布院醤油屋本店 大分「醤油蜂蜜かりんとう」